赤ちゃんを育てるのは大変なことです。それは赤ちゃんが言葉を話せず、今どのように感じているのかがわからないからでしょう。生まれて間もない赤ちゃんは「興奮」「快・不快」という、2種類の感情を持っているといわれています。これも環境や発育とともにどんどん変化していくのです。
1.新生児:興奮のみ
赤ちゃんにとって生まれたての世界は刺激だらけです。そのためこの頃の感情は「興奮」だけといわれています。多くの刺激に反応して泣いたり笑ったりを繰り返します。
この頃は眠る時間が多いものですが、これはその多くの刺激とのバランスをとろうとしているためと考えられています。
2.3カ月児:快・不快
生まれて3カ月になると、それまでの学習によって「快・不快」という感情が芽生えてきます。単に刺激でしかなかったものが、自分にとって快適、不快の2種類に分かれるのだということを学んでいきます。
3.6カ月児:怒り・恐怖など
「不快」の中にも種類があると理解していきます。それは「怒り」「嫌悪」「恐怖」といった感情。同じ不快でも、その理由によって異なる感情が生まれるということを少しずつ分かってきます。
4.1歳児:愛情・疲労など
1歳を過ぎると、今度は「快」の中にも種類があることを理解するようになります。それは愛情や「できるようになってうれしい」といった感情。
また同時に「不快」の中に「疲労」「悲しみ」といった感情も生まれます。
5.1歳6カ月児:年下への愛情・嫉妬など
この頃になると赤ちゃんに「他者」という存在が登場します。その他者の中には自分と同じような子供や、守るべき対象として年下の子供がいることを理解して相手への愛情が生まれます。
ここでは愛情とともに「嫉妬」という感情も芽生え始めます。
6.2歳児:共感
2歳児のころを「イヤイヤ期」とも呼びますが、これは感情が完成しつつある証拠です。またこの時期には「共感」という人間に非常に重要な感情が生まれます。
《チャイルド心理カウンセラー資格の口コミ》
チャイルド心理カウンセラーは、胎児期から乳児、幼児、学童、思春期までの子どもの心理や発達を十分に理解し、また、悩みや問題に対してカウンセリングを行う技能、知識を持っていることが証明される資格です。
ここでチャイルド心理カウンセラーの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・思春期を迎えた子供との向き合い方を考えるために取りました。以前は感情的になっていましたが、資格のおかげで子供の気持ちをわかってやれるようになり、関係が改善されています。
・子育てに関してはもちろんですが、ママ友との関係にも役に立つ知識が身につきました。
・子供の成長に合わせた環境を準備してあげられるようになりました。