小学校高学年と言えば、心身共に大きな成長を遂げる時期です。その反面反抗的になったり、精神的に不安定になったりしやすいころでもあります。
そんな子供にはどう接するのがいいのでしょうか。
1.反抗期への対処
〇 自我の芽生え
親の干渉を嫌うようになったり、反抗的な態度を取るといった反抗期。これは内省的な思考「自我の芽生え」が理由です。「何のために生まれてきたのか」など抽象的な問いが生まれ、自分の価値観が育ち始めます。
また知識や経験が不足していることから、自分に対する不満やイライラが募ってきます。
そのストレスを向けられるのが親。高学年の子供は自立したい時期とはいえ、まだまだ親に依存している時期。そのため自分が抱えているストレスが全て親に向けられてしまうのです。
〇 どう乗り越えるか?
まず覚えておかなければならないのは、反抗期は一時的なものであることです。反抗期はいずれ終わるという気持ちで構えましょう。
親が深刻になると更に反抗期がひどくなることもあります。
2.小学校高学年への𠮟り方、注意の仕方
まず重要なのは「指示しない」ことです。命令口調の𠮟り方は、反発につながることも。「こうしなさい」ではなく、自分で解決策を引き出すことができるようなメッセージを伝えるといいでしょう。
例えば何か失敗した時は「なぜ失敗したのか?」ではなく、「どうすればよかったと思う?」という問いかけにすると、子供の正直な気持ちを引き出せます。
また単に叱るのではなく、親としてどう思ったかという「私」主体のメッセージだと子供にも伝わりやすくなります。
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