不登校は学校に登校しない、あるいはしたくてもできない状況のこと。その理由は子供によっても違いますが、年齢や学年によっても異なります。
1.低学年
小学生になると、それまでの幼稚園や保育園とは環境が大きく変わります。この環境の変化が児童の不登校の原因になってしまうことがあります。
最も多い理由が親と長時間離れることの不安や寂しさ。
これまで幼稚園に通っていた子供の場合、保育園とは異なり、長い時間親と離れて過ごすことになります。特に低学年の場合は、この不安を強く感じる傾向(分離不安)があります。
また保育園に通っていた子供は、これまで比較的自由に過ごしていた生活から、規則の多い学校という環境で過ごすことへの戸惑いやストレスが生まれます。
2.中学年
中学年になると少しずつ児童の心と体が成長、情緒と自我も発達し、その分人間関係が複雑になることがあります。
例えば男女仲良くしていた低学年とは違って、男女別の特定のグループでの行動が中心になります。そんなグループの中でも好き嫌い、リーダーの存在、仲間外れなど、これまで感じたことがない悩みができて、学校に行くのがつらくなることもあります。
またこの時期になると、勉強が苦手で成績が悪くなり、それが恥ずかしくて不登校の原因になることもあるでしょう。
3.高学年
高学年になると更に人間関係が複雑になります。
特に異性のことをからかわれたり、思春期を迎えることから親や教師への反抗などから学校に足が向かないこともあります。
また高学年になると勉強がさらに難しくなりますが、自分は勉強が苦手との思い込み、やる気をなくす、成績が悪くなるといった悪循環に陥ることも。そうなると勉強から逃げ出すようになり、結果不登校になるということも考えられます。
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