子供に対する虐待とは、身体的な暴力とは限りません。虐待にはいろいろな種類があり、子供自身も虐待とは気づかず耐えているケースが少なくないのです。
1.身体的虐待
身体的虐待とは、児童の体に外傷が生じ、また生じる恐れのある暴行が加えられることを指します。
切傷や火傷、内出血などの外傷は気が付きやすいようにも思えますが、実際には服や髪の毛で見えない部分についていることも多く、意外に周囲の人でもわかりません。
2.性的虐待
性的虐待とは、児童にわいせつな行為をすること、またはわいせつな行為をさせることです。直接的な性行為とは限らず、さまざまなケースが考えられます。
周囲に気づかれることが少なく、虐待を受けている本人が申告しなければ問題は発覚しないでしょう。
子供が性的虐待を受けていることを知りながら放置している場合も、虐待に該当します。
3.心理的虐待
児童が暴言を吐かれたり、児童を拒絶したりする態度を受けた場合に心理的虐待となります。また保護者がドメスティックバイオレンスを受けているところを児童が目撃することも、心理的虐待のひとつです。
このようなことは児童にとって大きな心理的負担となります。
4.ネグレクト
ネグレクトとは保護者が児童の監護を怠ることを指します。児童の心身の発達を妨げるほど放置したり、食事を与えなかったりする場合がネグレクトに該当します。
また子供が他の虐待を受けていることを知っていながら、それを見て見ぬふりすることもネグレクトになります。
《チャイルド心理カウンセラー資格の口コミ》
チャイルド心理カウンセラーは、子供の心理や発達を十分に理解し、悩みや問題に対してカウンセリングを行う技能、知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しましょう。
・思春期を迎えた子供との向き合い方を考えるために取りました。以前は感情的になっていましたが、資格のおかげで子供の気持ちをわかってやれるようになり、関係が改善されています。
・子育てに関してはもちろんですが、ママ友との関係にも役に立つ知識が身につきました。
・子供が学校や出かけた先で受けてきたストレスに、早く気付けるようになったと思います。