ダイエットに停滞期はつきものと言われています。それはファスティングでも同じなのでしょうか。
1.ファスティングと停滞期
停滞期の原因は「ホメオスタシス機能」で、これは人間の体の変化をもとに戻そうとする働きです。これはダイエットを始めて1カ月程度で起こるといわれているので、1~3日で行うファスティングなら停滞期は訪れないということになります。
そしてホメオスタシス機能が起こる要因は、体重の約5%が減った時。これも短期のファスティングではほぼないので停滞期はありません。
2.ファスティングで起こる停滞期
① 長期のファスティング
前述したとおり、短期ならまず停滞期はありません。しかし長期のファスティングでは停滞期は起こりやすくなります。
ファスティングが長期になるということは、通常のダイエットで食事制限しているのと同じです。結果ホメオスタシス機能が働き、停滞期が起こります。
② 短期間で食事制限のみを繰り返している
短期間のファスティングであっても、必要な栄養素が補給できていないと、通常のダイエットよりも早く飢餓状態であると体が判断、ホメオスタシス機能が働いてしまいます。
更に短期間で食事制限のみを繰り返すと、体が次の危険に備えて栄養をため込みやすくなるため、より早い間隔で停滞期が訪れるようになります。
③ 断食中に全く運動していない
ファスティング中に全く運動をしないと、停滞期が訪れやすくなります。
また運動を行わないと、体は必要なエネルギーを確保するために筋肉を分解、そこから生命維持に必要なカロリーを得ようとします。
この状態が続くと、筋肉が減り脂肪だけが残るということになり、代謝が低下、太りやすく痩せにくい体質になってしまいます。
《ファスティングソムリエ資格の口コミ》
ファスティングソムリエは、一定期間断食を行うダイエット方法「ファスティングダイエット」に関する正しいやり方や食事方法、好転反応についての知識をしっかりと身につけ、正しくファスティングダイエットについてアドバイスできる人に与えられる資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・正しい知識があって初めてできるファスティング。資格を取って自分に合ったダイエット法であることがよくわかりました。
・美容、ダイエット、健康の3つをかなえてくれるファスティングは、今後も性別問わず需要のある分野だと思います。
・ファスティングは一つ間違えると危険なダイエット法なので、正しいやり方を身につけてよかったと思っています。