心理学は、心理学の基礎となる「基礎心理学」と、基礎心理学をベースにして、日常に具体的に役立てることを目的とした「応用心理学」の二つに大別されます。
ここでは応用心理学を仕事に活用する方法をご紹介します。
１．ザイオンス効果
ザイオンス効果とは、同じ人（もの）に接する機会が多ければ多いほど、その人（もの）に好感を抱くようになる心理現象です。
これは営業職に有効な方法で、売りこみたい商品やサービスがある取引先に、何度も訪問し好感度を上げることで、商談がスムーズに運べます。この方法は電話やメールでも同じ効果が期待できます。
ただし最初から相手が自分に嫌悪感を抱いている場合は、逆効果になるので注意が必要です。
２．フット・イン・ザ・ドア・テクニック
交渉時に「足をドアに入れる」、つまり最初に小さな要求から始めるテクニックです。
まず簡単な提案をして、そこから徐々に難しい提案へとレベルを上げていきます。
相手は簡単な提案にYESと言ってしまったため、もう少し難しい提案にNOと言ってしまったら一貫性がないと思われるのではないかと感じます。信用されるために、難しい提案にもYESと言ってしまう心理を活用するというテクニックです。
３．ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック
「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」は「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」の逆の心理をついた交渉方法です。
「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」は、初めに難しい要求から提示していきます。徐々に要求の難易度を下げていくことで、相手は借りを作ったような気分になり「簡単な要求なら」と受け入れてくれるテクニックです。
《メンタル心理ヘルスカウンセラー資格の口コミ》
メンタル心理ヘルスカウンセラーは、心理学の基礎知識、さまざまなストレスから起きる症状、また症状別の治療方法を十分理解しており、カウンセラーとして活動できるレベルに至っているとされた人に与えられる資格です。
ではこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・仕事で後輩の面倒を見る機会が多くなり、後輩のメンタル面でも支えらたらと思って取りました。資格で学んだ「共感して聴くこと」をモットーに、後輩に寄り添う姿勢を忘れないようにしています。
・心理カウンセリングやメンタルヘルスの基礎知識や治療法が身につきました。介護士として、介護される方に寄り添い力になれるようになりたいと思っています。
・営業の仕事でのスキルアップになり、社内での人材育成にもメンタル心理インストラクターの知識が役立っています。
