マインドコントロールとは、人から強い影響を受けて意思、行動、信念などが形成され、支配者の意のままに行動してしまうことです。周囲の人から見れば「おかしい」と思うことでも、マインドコントロールにかかってしまっている人は「正しい」と思って行動してしまいます。「私は大丈夫!」「頭が悪い人がかかるのでは?」と思っている人ほど意外と危険かもしれません。
1.マインドコントロールによって起こった事件
マインドコントロールによって起きた事件のひとつが、猛毒サリンを使った無差別テロ「地下鉄サリン事件」(1995/3/20)です。この事件を起こしたのが「オウム真理教」でした。2018年にこの事件の主犯格松本智津夫元死刑囚ら7人の死刑が執行されました。実はこの松本智津夫元死刑囚以外の6人は、マインドコントロールされていたのではないかといわれています。
2.マインドコントロールと洗脳の違いは?
マインドコントロールによく似た言葉「洗脳」は、拷問や監禁、薬物を使って、強制的に精神構造を変化させるものです。一方マインドコントロールは物理的に本人に何かするわけではありません。言葉巧みに本人を誘導し、本人に信じ込ませるという方法で、洗脳よりも長期にわたってその人に影響を与え続けます。
3.マインドコントロールと似たセルフコントロールとは?
以前は良い意味で使われていたマインドコントロールという言葉でしたが、今はネガティブな意味に捉えられています。
一方でセルフコントロールは本人に役立つポジティブな意味合いを持つ言葉で、誘惑や衝動に自分の意志で感情、思想、行動を制御すること。セルフコントロールがうまくできるようになれば仕事や人間関係がうまくいくなど、人生において多くのメリットを得られます。
《メンタル心理ヘルスカウンセラー資格の口コミ》
メンタル心理ヘルスカウンセラーは、心理学の基礎知識、さまざまなストレスから起きる症状、また症状別の治療方法を十分理解しており、カウンセラーとして活動できるレベルに至っているとされた人に与えられる資格です。
ではこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・資格取得後は、セルフマネジメントや感情コントロールがうまくできるようになったと思います。相手の話にも耳を傾ける余裕ができ、人間関係もスムーズになりました。
・営業の仕事でのスキルアップになり、社内での人材育成にもメンタル心理インストラクターの知識が役立っています。
・家族のストレスサインにいち早く気付けるようになり、早めに相談に乗って深刻な状況を避けられるようになりました。