今回は日本メディカル心理セラピー協会の、「ストレスケアマネージメント」にまつわるトリビアです。
現代ではストレスを感じない人はなかなかいないかもしれません。
適度なストレスは必要と言われることもありますが、そうもいきませんよね。
仕事や人間関係で常にストレスを感じているという方、「テアニン」という言葉を聞いたことがありますか?
テアニンは緑茶に含まれるうま味成分アミノ酸の一種です。
正式には「L-テアニン」といいます。
【緑茶に含まれるテアニン】
疲れた時や元気がない時に緑茶を飲むとちょっとホッとしませんか?
あれがテアニンの作用です。
テアニンは緑茶に含まれるアミノ酸の約50%も占めているんです。
特に高級な茶葉に多いといわれています。
そしてこのテアニンは脳にいい効果があるとされています。
【テアニンのリラックス作用】
実はお茶には強い興奮作用を起こすほどのカフェインが入っています。
でもお茶を飲んだぐらいですごく興奮した人って見たことないですよね。
これはテアニンにその興奮作用を抑える働きがあるからです。
そして「おーいお茶」で有名な伊藤園の研究によれば、
テアニンを飲んだ人の脳波を測定したところ、リラックスした時にでるアルファ波が上昇したということです。
【睡眠の質を上げて疲労感を軽減】
更にテアニンにはそのリラックス効果によって、睡眠の質が上がったという報告もあります。
寝つきがいい、途中で目が覚めないなど、睡眠の質が上がれば翌日の疲労感が軽くなることは言うまでもありません。
緑茶にテアニンが含まれているのは事実ですが、一般的によく飲まれているものには豊富とまでは言えない量のようです。
もしも効率よくテアニンを摂りたいと思われる場合は、サプリメントを補助的に利用するのもひとつの方法かもしれません。
日本メディカル心理セラピー協会にはさまざまなカウンセラーの資格があります。ぜひチェックしてみてください。