鉱石とは鉱物や岩石が混在しているものです。最近よく耳にするレアメタル(コバルト・ニッケルなど)も鉱石のひとつ。そして宝石とはそのままでは価値の低い鉱石に、カットや研磨を施すことで美しく磨き上げたもののことを指します。つまり美しい宝石ももとはそれほどきれいではない鉱石なのです。
ここでは鉱石の資格を活かせる職業についてご紹介します。
1.鉱石セラピスト
鉱石セラピストは、宝石の基礎知識を始め、宝石の種類、色、ブリリアントカットなどのカット方法、加工方法などの、宝石の幅広い知識を習得している人を指します。
石の種類や効果、アクセサリーへの応用方法について知っており、人間関係や恋愛などのさまざまな悩みに合わせて、鉱石の組み合わせ方や使い方をアドバイスします。
2.宝石鑑定アドバイザー
宝石アドバイザーは、宝石の産出国、特徴、価値などの基礎知識を習得しており、多種多様な宝石を見分けるスキルを持っている人のことです。
宝石を購入する際に、その宝石が適正価格であるかどうかは宝石鑑定の知識がないと難しいでしょう。宝石鑑定アドバイザーは宝石鑑定のプロとはいえませんが、その豊富な知識を活かして、宝石店などでお客様に適切なアドバイスができるので自信をもって接客できます。
3.ジュエリー販売
ジュエリー販売の仕事は、お客様に喜んでいただけるように、希望と予算に合わせた最適なジュエリーを選ぶアドバイスをすることです。経験を重ねるにつれて販売力が上がるので、40~50代になっても現役で働けます。
4.ジュエリーデザイン
ジュエリーデザインは、指輪、ネックレス、ブレスレット、イヤリングなどのアクセサリーのデザイン、制作を行う仕事です。デザイン業務だけに携わる人もいれば、企画、マーケティング、制作まで担当する人もいます。
ジュエリーデザイナーになるには、芸術系または美術系の大学や専門学校で学ぶ必要があります。その後ジュエリーメーカーなどに就職し、実際に仕事に関りながらスキルアップしていくのが一般的なルートです。
《鉱石セラピスト資格の口コミ》
鉱石セラピストはこのような美しい宝石の基礎知識や歴史、カットの方法、加工・処理の方法など幅広い知識を持ってる人に与えられる資格です。
鉱石セラピストの資格を取得した人たちの口コミをご紹介しましょう。
・ジュエリーショップで店員さんの説明がよくわかるようになり、お得で確かな買いものができるようになりました。
・幅広い知識が身につき、宝石が一層身近に感じられ愛着もわくようになりました。
・専門的な知識を得られ、現在は宝石鑑定士を目指して見習い中です。