ダイヤモンドやルビーなど、世の中には実にさまざまな宝石があります。そもそも宝石とは希少性が高く美しい天然鉱物で、鉱物の硬さの尺度でもある「モース硬度」が7以上のものと定義されています。
1.宝石の種類
宝石は製造方法や状態によって、以下のように分類されます。
・天然宝石
研磨やカットを除いて、人為的な操作がなされていない宝石。
・処理宝石
天然宝石に人工処理(トリートメント)を施した宝石。
・人工宝石
天然宝石と化学成分や物理的な特性、内部構造などを一致させて科学的に生み出された宝石。
・人造宝石
天然宝石とは異なる物質で作り出した宝石。
・模造宝石
ガラスやプラスチック、陶器などを利用して、天然石を模して作りだした宝石。
2.宝石の取引上の呼び方
宝石を取引するときは、「貴石」「半貴石」という呼び方が用いられます。
一般的に貴石とは、ダイヤモンド、るびー、サファイヤ、エメラルドの「四大宝石」のことを指し、硬度や希少性、外観の美しさが極めて優れている宝石のことをいいます。
そして半貴石は、貴石以外の全ての宝石のことです。
3.本物の宝石の証明となるもの
宝石を購入すると、「鑑別書」や「鑑定書」が渡されます。
鑑別書とは宝石の科学データや加工履歴が記載された書類。一方鑑定書はダイヤモンドの重量や品質などが記載された書類です。
これらの書類がなければ本物の宝石であることが証明できません。購入した際は必ず受け取り、保管しておくようにしましょう。
《鉱石セラピスト資格の口コミ》
鉱石セラピストはこのような美しい宝石の基礎知識や歴史、カットの方法、加工・処理の方法など幅広い知識を持ってる人に与えられる資格です。
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