日本メディカル心理セラピー協会

今まさに社会で一番求められているのは、心身共に健康な身体を取り戻すことです。ストレス社会で疲れてしまった人たちの助けになれる資格が日本メディカル心理セラピー協会にはあります。

眠るためじゃない?枕の歴史~日本メディカル心理セラピー協会トリビア

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ここでは日本メディカル心理セラピー協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。

 

日本メディカル心理セラピー協会の資格のひとつ「快眠セラピスト」。

 

良い睡眠をとるには枕は欠かせない存在ですよね。

 

今ではたくさんの種類がある枕ですが、その昔は決して眠るためのものではなかったようです。

 

世界的に見ると初めて枕が使われるようになった時期ははっきりしないものの、少なくともおよそ200~400万年前に「枕」の存在はあったようです。

 

それがわかったのは、1942年のこと。

 

南アフリカで初期の人類アウストラロピテクスの化石が見つかりました。

 

その頭の下には砕いた石が敷きつめられていたのです。

 

これが睡眠のためなのか、祭事的な意味で使われたのかはわかっていません。

 

一方日本では古墳時代(1300~1700年前)には、枕があったことがわかっています。

 

ただ枕を使っていたのはすでに亡くなった人。

 

それも当時埋葬されるほど非常に位の高い人です。

 

その枕は木で作られていました。そのため枕には木へんがついているそうです。

 

戦国時代に丸太の枕を使っていたのは兵士たち。

 

枕代わりにしていたのは1本の丸太でした。

 

万が一敵におそわれたときに、気づいた人が丸太を思いっきり蹴って全員を起こすというわけです。

 

ゆっくり寝られなかったでしょうね~

 

そして江戸時代の枕の役割も良い睡眠をとるためのものではありませんでした。

 

その頃の枕は結った髪形を崩さないように守るためのもの。

 

枕が当たるのは頭ではなく首でした。

 

明治時代になると、断髪令によって男性はまげがなくなり、女性も髪形がコンパクトになっていきました。

 

ようやくこの頃から現在の枕の原型、くくり枕(筒形でそば殻などを入れた枕)が使われるようになったのです。

 

ゆっくり眠れる枕が使える時代に生まれてよかった!

 

日本メディカル心理セラピー協会では、快眠セラピストなどの癒しの資格が取れます。人の心のケアのために働きたい人はぜひチェックしてみてくださいね!