日本メディカル心理セラピー協会のブログへようこそ!
ここでは日本生活環境支援協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
「湯治(とうじ)」という言葉を聞いたことがありますか?
湯治はちょっと前までは、農閑期におじいちゃんやおばあちゃんが体を休めるために温泉地で長期間過ごすというイメージでした。
でも今再び湯治が見直され、「現代湯治」と呼ばれるようになったのです。
ストレス社会といわれる今だからこそ「現代湯治」が注目されています。
効果は4つ。
1.温熱効果
温泉に入ると体の芯まで温まります。
すると血の巡りがよくなり、新陳代謝が良くなります。
そして体内の不要な老廃物を出してくれるので、疲れのもと「乳酸」も出て疲労回復につながります。
42℃以上の熱いお湯なら交感神経が優位になってしっかり目が覚めます。
また37~40℃程度のぬるめのお湯なら副交感神経が優位になって、リラックス効果があります。
2.水圧効果
この水圧効果で自然なマッサージ効果が得られます。
そして脚も刺激を受けることで、静脈の流れが良くなります。それとともに血液やリンパ液の流れも良くなります。
3.浮力効果
湯船に浸かると体が軽く感じられますよね。これが浮力効果です。
これによって全身がリラックスな状態になり、凝り固まった体をほぐしてくれます。
4.転地効果
温泉地に出向くだけでも、日常生活から離れリフレッシュできます。
また病気ではないけれども、いつ病気になってもおかしくないという「未病」の状態。
最近は「血圧が高い」「胃腸の調子がどうも…」という人が多く見られます。
未病に関しても温泉地に行き、お湯に浸かることで効果が期待できます。
最低でも1週間、できれば2~4週間が本来の湯治の滞在期間ですが、現代ではそうもいきません。
「現代湯治」では2~3日の滞在で、心身共にリフレッシュしていく人が増えているのです。
毎日のストレスが知らない間にたまってしまい、未病が本当の病気にならないようにあなたも湯治に出かけてみませんか?
日本メディカル心理セラピー協会では、癒しのプロに与えられる資格がたくさんそろっています。ぜひチェックしてみてくださいね!