日本メディカル心理セラピー協会のブログへようこそ!
ここでは日本メディカル心理セラピー協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
病気や死亡のリスクには、精神的な癒しがあるかないかでも変わってきます。
アメリカやスウェーデンでの最近の研究結果によって、犬を飼っている人の死亡率が飼っていない人よりも低いことが分かったのです。
そのうちスウェーデンでこのような研究を行ったのはウプサラ大学です。
ちなみにウプサラ大学は、1477年(日本はまだ室町時代!)に創設された北欧で最も古い大学で、ノーベル賞授賞式の後ノーベル賞講義が行われる場所です。
犬の散歩が飼い主の運動不足解消につながり、体の活動レベルの低下を防ぐ効果があることはすでにわかっています。
研究では10万人以上のデータを対象に行われました。
その結果どのような原因であれ、犬を飼っている人は飼っていない人よりも死亡率が21%低いことがわかったのです。
これは家族と暮らしている人よりも、1人暮らしの人の方がより効果的なのだそうです。
その理由には、幸せホルモンといわれる「オキシトシン」が関わっているようです。
ペットとの暮らしの中で触れ合ったり、見つめあったりすることでこのオキシトシンが分泌されます。
それが死亡率を下げることにつながっているということです。
しかし一方ではこんな研究結果も出ています。
それは糖尿病の犬を飼っていた場合、飼い主も糖尿病にかかるリスクが高くなるというもの。
これも同じくウプサラ大学の研究結果です。
その結果によれば、糖尿病にかかっている犬を飼っている人はそうでない人に比べてⅡ型糖尿病の発症リスクが38%高いということです。
また反対に飼い主がⅡ型糖尿病出である場合も、犬の発症リスクが28%上がるということもわかったということです。
これは同じ家に住み、同じ環境にいることから、Ⅱ型糖尿病になりやすい生活習慣を送っているからだろうといわれています。
どちらにしても、お互いに健康には気を使った方がいいということですね。
日本メディカル心理セラピー協会では、癒しやカウンセリングに関する資格が豊富です。ぜひチェックしてみてくださいね!