インナーチャイルドは子供の頃の記憶や感情のことですが、主にネガティブな記憶や感情を意味し、「傷ついた子供の心」を指すといわれています。生きづらさを感じている人は、もしかしたらこのインナーチャイルドが原因の一つかもしれません。
いろいろな考え方はありますが、インナーチャイルドは9つのタイプに分けられます。自分がどのタイプなのかを知ることは、自分をコントロールし、インナーチャイルドを癒すことにつながります。
1.孤独感のある「ロストラブ」
冷たい家庭環境で育った可能性のあるインナーチャイルド。
子供の頃に両親との関わりが少ない、あるいは相手にされなかったりした子供に多く、人に嫌われることを極端に恐れ、相手に対して過度に貢献し、依存するタイプです。
また逆に「愛」という感情がわからないタイプの人もいます。人に好意という感情が抱けません。
どちらも「自分は人に愛される価値がない」という考え方が根底にあります。
2.良い子を演じる「ニゲーション」
「否定・差別・区別・比較」をされて育った可能性があるインナーチャイルド。
幼少期に「お兄(姉)ちゃんなのに…」「〇〇君はできるのにあなたは…」と、誰かと比較され自分を否定されてきたタイプです。
子供は無条件で親が好きなもの。他の人と比べられると、親の期待に応えよう、良い子でいようとします。親に嫌われないように自分の感情や欲求にふたをし、感情を表に表すことができません。
3.自分自身を追い詰めやすい「エクステクペーション」
親の過度な期待に常にさらされながら生きてきた可能性のあるインナーチャイルド。
親はだれしも子供に期待するものですが、「適度」ではなく「過度」である場合プレッシャーにしかならず、子供は恐怖、不快、不安を感じるようになってしまいます。
子供によってはこれによって「反発」「反抗」として態度に現れることがあります。更に「非行」に走ってしまうこともあります。
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