SNSでもよく見られる誹謗中傷などの批判。批判する人というのは、何を見ても聞いても批判するのです。逆に批判しない人は何事も肯定的。どちらも無意識の行動です。
しかし残念なことに、大小はあるものの批判する人が圧倒的多数で、肯定的な人は少数派であると言えるでしょう。
批判する心理はほとんどの人にあるので、ここで紹介する心理を知ることから心理的な転換をすることができます。
１．批判は劣等感から始まる
「自分は他の人より劣っている」と感じるのが劣等感。
この劣等感から批判が始まるのです。それは誰かを批判しなければ、自分が劣っていることに耐えられないから。やたらと上から目線の人の根底にあるのは劣等感なのです。
人の深層心理には劣等感があり、無意識に批判します。
そしてその更に奥深くには「恐怖」があり、これから逃れたいがゆえに人を批判し安心したいのです。
２．自分の中の批判を見抜く
批判する人には批判したくなります。
そんなあなたの中にもある批判する心理。これを認めるのは苦しいことです。でもまずは気づいてください。
自分の中の批判する心理を見抜ければ、自分の醜い姿が見えてきます。すると心理的な転換をしたくなります。批判しても残るのはむなしさだけ。
理想は他の人を批判しないということです。
３．批判する人への対処法
あなたが他の人を批判しなくても、批判する人はどこまでも批判します。そんな人への対処法は「劣等感を見抜く」ことです。
何も語らずただその人の劣等感を見抜いてください。人というのは見抜かれていることを感じます。するとストレートに言われるよりも、恥ずかしさを感じるのです。
更に余裕のある人は他の人の批判的な心理も転換させられます。批判する人が繁殖する流れを変えられるのは、批判の心理に気づけた人だけです。
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