心理アセスメントとは医療機関の問診にあたるもので、これをもとに治療方針を固め、相談者に今後の方向性を伝える非常に重要なものです。
ではその心理アセスメントにはどのような手法があるのでしょうか。
1.行動観察法
行動観察法とは、態度や表情、言葉などから心理的な状態や性格を読み取る方法です。
特に女性の場合、化粧の仕方やカウンセリングの予約の電話での話し方からも、対人関係や特徴、社会とのかかわり方のポイントを読み取ることができます。
2.面接法
面接法は相談者と直接言葉を交わしながら、悩みの要因を引き出す方法です。
この方法には、質問の内容をあらかじめ決めておきその反応から相談者の状態を把握するもの、質問は決めずに相談者に自由に話してもらうことで心理を探るものといった複数の方法があります。
質問の内容を決めておきながら、会話の状況によって内容を変えるなど臨機応変な対話の能力が求められます。
3.心理テスト法
一般的な心理アセスメントの場合、行動観察、面接、心理テストの三つの総称として「心理テスト」と呼ばれる場合もあります。
心理テストを大きく2つに分けると、知能検査や学力検査などの能力検査と、その人の個性や性格を知るための性格検査や適性検査になります。
特に有名なのは「ロールシャッハ検査」「バウムテスト」といった投影法や、「内田・クレペリンテスト」です。
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