日本メディカル心理セラピー協会のブログへようこそ!
ここでは日本メディカル心理セラピー協会の「メンタルヘルス心理カウンセラー」にちなんだトリビアをご紹介します。
日本ならではの雨の言葉をご紹介しています。
”夏”
・緑雨(りょくう)
「翠雨(すいう)」「青葉雨(あおばあめ)」ともいい、新緑の季節に降る雨。
・半夏雨(はんげあめ)
夏至から11日目にあたる半夏生(はんげしょう)の日に降る雨。
・電雨(でんう)
夏の稲妻とともに降るにわか雨。
稲妻は「電」とも書く。
・神立(かんだち)
夕立や雷雨のこと。
雷は神様が何かを伝えようとしていると考えられていたことから。
”秋”
・秋時雨(あきしぐれ)
秋の終わりの降ったりやんだりする雨。
・秋微入り(あきついり)
秋の長雨。「秋入梅(あきついり)」とも。
・秋雨(あきさめ・しゅうう)
秋に降る冷たい雨。
秋雨前線はこれが由来。
・冷雨(れいう)
晩秋の雨。
”冬”
・時雨(しぐれ)
晩秋から冬にかけて降ったりやんだりする雨。
・横時雨(よこしぐれ)
横殴りの激しい雨。
・氷雨(ひさめ)
霙(みぞれ)や雪に変わる前の冷たい雨。
・月時雨(つきしぐれ)
月明かりがちらつく時雨。
・村時雨(むらしぐれ)
激しいく降る通り雨。
・片時雨(かたしぐれ)
雨が降ったりやんだりする場所がある一方で、晴れている場所があること。
・寒の雨(かんのあめ)
小寒(1月5日ごろ)、大寒(1月20日ごろ)の時期に降る雨。
・凍雨(とうう)
凍るような冷たい雨。
・解霜雨(かいそうう)
作物についた霜を溶かすように降る雨。
・山茶花時雨(さざんかしぐれ)
山茶花の花が咲くころに降る雨。
・北山時雨(きたやましぐれ)
京都府北山の独特の降り方で、「時雨」の語源ともなった。
・鬼洗い
大晦日に降る雨のこと。
あなたの知っている「雨」はいくつありましたか?
たった「雨」という言葉ひとつにこれだけ豊かな表現がされるのは、やはり日本ならではという気がしますね。