日本メディカル心理セラピー協会のブログへようこそ!
ここでは日本メディカル心理セラピー協会の「メンタルヘルス心理カウンセラー」にちなんだトリビアをご紹介します。
以前のブログで、雨の音を聞くと落ち着くのはどうしてだろうというお話をしました。
今回はその雨の種類について。
雨が降ることが多いこと(日本は世界平均の2倍に相当するそうです)、
季節によって雨の降り方が違うことなどで
日本には雨を表現する言葉がなんとおよそ400種類もあるそうです。
あなたはそんな雨の言葉、いくつ知ってますか?
”春”
・春雨
春のしとしと雨。時期は2月末~3月。
・春時雨(はるしぐれ)
「時雨」は一時的に降ったりやんだりするあまり強くない雨のこと。
春時雨は春に降る時雨で「花時雨」ともいわれる。
・春霖(しゅんりん)
「春の長雨」ともいわれ、ぐつつく雨のこと。
・菜種梅雨(なたねつゆ)
梅雨がつく名前ですが時期は3~4月。
菜の花が咲くころに降る雨。
・雪解雨(ゆきげあめ)
冬に降った雪を解かすかのように降る雨。
・催花雨(さいかう)
花の開花を促すように降る雨。
「養花雨(ようかう)」「育花雨(いくかう)」とも。
・紅雨(こうう)
春の花に降り注ぐ雨。
”梅雨”
「梅雨」は、梅の実が熟す頃から頃に降ることからつけられたといわれています。
・五月雨(さみだれ)
旧暦5月(夏至を含む月なので6月ごろ)に降る長雨。
梅雨のこと。
・麦雨(ばくう)
麦が熟すころ(=梅雨のころ)に降る雨。
・卯の花腐し(うのはなくたし)
卯の花が咲くころに降る雨。
花も腐るほどの長雨で梅雨のこと。
・男梅雨(おとこつゆ)
降るときは激しく、病む時はスッキリ晴れる雨。
・女梅雨(おんなつゆ)
しとしと、ジメジメと雨が続く雨が続く梅雨。
・走り梅雨(はしりつゆ)
5月中旬から下旬にかけて降る、梅雨入り前の雨。
・空梅雨(からつゆ)
雨があまり降らない梅雨。
「旱梅雨(ひでりつゆ)」「枯れ梅雨」とも。
次回は夏の雨から。