日本メディカル心理セラピー協会のブログへようこそ!
ここでは日本メディカル心理セラピー協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本メディカル心理セラピー協会には「福祉心理カウンセラー」の資格があります。
よく似た施設に特別養護老人ホーム(特養)と養護老人ホームがあります。
その違いなんだか分かりますか
1.目的の違い
特養の主な目的は高齢者の「介護」です。
身体的、精神的に介護が必要な高齢者が、自宅で介護を受けられない場合に介護を受けながら生活する施設です。
一方老人ホームは環境上、経済的理由で困った高齢者が日常生活を送れるようになり、社会復帰を支援するために「養護」する施設です。
このことから入所の仕方は特養が「契約」、老人ホームは「措置」といいます。
2.入所基準が違う
どちらも共通しているのは65歳以上であること。
特養は要介護3~5に認定されていることが条件です。
そして老人ホームは身寄りが無いなどの環境上の理由、生活保護世帯であるなど一定の経済的理由で困っていることが条件です。
3.費用が違う
特養での費用はおよそ8~13万円+生活費。
所得や資産によっては居住費や食費の軽減が受けられます。
老人ホームは前年度の所得によってその費用が変わります。
その費用はおよそ0~14万円。
場合によっては費用が軽減されたり、免除されることもあります。
4.サービス内容が違う
特養は介護が目的ですから、介護サービスが充実しています。
老人ホームは基本的に身の回りのことを自分でできる人を対象としています。
そのため介護サービスはなく、介護職員の配置は義務ではありません。
介護が必要になると外部の介護サービスを利用することになりますが、重度になると別の施設へ転居を求められることもあります。
特別養護老人ホーム、養護老人ホーム。名前はよく似ているのに、全く違う施設だったんですね。
日本メディカル心理セラピー協会にはさまざまなカウンセラーの資格があります。ぜひアクセスしてみてくださいね!